オムロン、「シーテック」で“未来テクノロジー”をアピール (1/5ページ)

2016.10.13 05:00

シーテックの会場で公開されたオムロンの卓球ロボット
シーテックの会場で公開されたオムロンの卓球ロボット【拡大】

  • シーテックの会場でギネス世界記録の認定証を受け取るオムロン執行役員常務の宮田喜一郎氏(右)=千葉・幕張メッセ
  • 自動搬送を実現するAI搭載「モバイルロボットLD」

 ■卓球ロボット「フォルフェウス」公開

 オムロンは、幕張メッセ(千葉市美浜区)で4~7日に開かれた電子機器見本市「シーテック」の会場でギネスの世界記録に認定された卓球ロボット「フォルフェウス」を公開するとともに、同社の中期的な技術展望で実現する“未来テクノロジー”をアピールした。同社は、社会の発展に貢献してきた“センシング”や“コントロール”といった技術に、人の知恵やノウハウを意味する「Think」を加えた。これらの技術を武器に、社会の課題解決などに取り組んでいくという。「IoT」や「AI」が注目されている中で、“人と機械”にはどんな未来が待ち受けているのか。その一端がオムロンの取り組みから垣間見える。(青山博美)

                  ◇

 ■出展コンセプトは「+Think」

 今年で17回目の開催となったシーテック。「IT・エレクトロニクスの総合展示会」という位置づけだった同展示会は、今回から「CPS/IoTの総合展」として生まれ変わった。CPS(サイバーフィジカルシステム)とはフィジカル空間(実世界)にある多様なデータをセンサーネットワークなどで収集し、サイバー空間で大規模データ処理技術などを駆使して分析、知識化し、そこで創出した情報、価値を活用して産業の活性化や社会問題解決を図ろう、というもの。情報化社会の深化と連動し、ライフスタイルと産業構造を変える可能性を持った技術やサービスにスポットを当てていく。

 こうしたなかで今回、オムロンは「+Think」という出展コンセプトを掲げた。

 同社は、さまざまな産業の製造現場で、多種多様なセンサーやコントローラーなどを活用しながら生産性の向上などに挑戦してきた。そのスキルや経験をAIに託し、より難易度の高い課題の解決に挑んでいる。その一端を披露しよう、というわけだ。

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