
シーテックの会場で公開されたオムロンの卓球ロボット【拡大】
■熟練工のノウハウや経験をAIに託して “人と機械が互いに成長する未来”への挑戦
“人と機械が互いに成長する未来”を目指して挑戦を続けるオムロン。これまでも、交通信号の高度化による道路交通の円滑化や工場の生産ラインの自動化、鉄道駅務の効率化を実現する自動改札機の普及などを通じて産業や社会の発展に貢献してきた。そんな同社は目下、「モノづくり(産業)」「ヘルスケア(健康関連)」「モビリティ(自動車関連)」の3分野に対して重点的なアプローチを見せている。いずれも、これまで培ってきたセンシングやコントロール技術をベースに、顧客と密着して蓄積してきた多様な産業に関するノウハウを最大限活用していくという点がポイントだ。そのカギを握るのはAI。ノウハウの活用についてはAIが積極的に投入されている。この一連の取り組みが秘める可能性は大きい。
同社の工場では、生産ラインの生産性は熟練工に宿るスキルと経験が発揮されていくことで時間とともに向上していくという。日本の産業は、こうした熟練工を擁する高い現場力に支えられてきた。高い現場力は、高い生産性とともに世界最高水準の品質確保にも大きく貢献してきた。