■次世代自動車プロジェクトも始動
一方、同センターの研究でもう一つの柱となるのが「次世代自動車プロジェクト」で、自動運転と次世代自動車の設計に重点を置いている。自動運転では改造した自動車の荷台にパソコンなどの機材を設置して、制御や情報の記録状況の分析など実施。画像センサー系ステレオカメラやレーザーレーダーなどを駆使して、操舵機能やブレーキ、アクセルを制御する技術開発を進めている。次世代自動車の設計は緒についたばかりで、今後、本格化させていく。「研究には学生も一緒に参加しており、新しい技術開発を通じて学生たちの能力を高めるとともに興味を引き出することにもつながる。教員が高いレベルの挑戦をしないと学生もついてこない」(内山学長)。
同大ではさらなる飛躍に向けて、今後、東アジアにおける国際プロジェクトも推進していく計画だ。また、研究・開発の強化・拡充を軸に大学発ベンチャーも検討しており、内山学長は「蓄電池システムをはじめ研究・開発で得た技術を還元していく意味でも、できるだけ早い時期に大学発ベンチャーの設立をしていきたいと思っている」と話す。そのうえで「創立40年を迎えて、次の世代につながる発展をどのようにつくっていくかが求められている。そういう意味で、本学の取り組みを理解してもらってご支援をいただきたい」と語った。