
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」で長年コンビを組んだ太川陽介さん(左)と蛭子能収さん【拡大】
「でも、これがこの人の味なんだと、だんだん気づいて。今では『蛭子さんは自由なままでいて』という気持ちに変わっています。それで番組が面白くなっていますから」(太川さん)
一方の蛭子さんは、マドンナが太川さんとばかり話をしたがることに嫉妬していたという。つらかった思い出について、蛭子さんは「(中国・四国地方をつなぐ)『しまなみ海道』を渡るときの階段。本当につらくて嫌だった。エレベーターをつけてくれればいいのに…」と語っていた。
2人は以前から「この番組を卒業するときは一緒に」と約束していたという。取材会の最後、蛭子さんが「太川さん、ごめんね。もっと太川さん続けてよ。出てよ~。約束なんて、破ればいいじゃん」と語りかけると、太川さんは「潔く終わろうよ!」と苦笑いしつつ、うれしそうな表情を浮かべていた。