
事故から一夜明けたインド南部アンドラプラデシュ州クネルの脱線現場=1月22日(AP)【拡大】
さらに、中南部鉄道の幹部も「人手が足りず、20~24時間連続で働いている運転士や信号士もいる。重要な職種でこれだけ人がいないと、事故の確率も高くなってしまう」と述べ、人員の補充がすぐにも必要と訴えた。
また、近代化の遅れなどについて、政権の責任を問う声もある。野党議員の一人は、脱線事故件数が2015年4月~16年3月の52件から、16年4月~17年1月には68件に増加していると指摘。「現政権は発足以来、高速鉄道など華やかな面を声高に叫ぶ一方で、人命損失については傍観者であり続けている」とモディ首相を批判した。
相次ぐ重大事故を受け、スレシュ・プラブ鉄道相は、日本と韓国に安全面での技術支援を要請し、専門家の派遣を求めた。
日本はインドへの鉄道インフラ輸出に注力しているが、運行管理や保守整備など安全面でも貢献できる分野が多そうだ。(ニューデリー支局)