ALS治療薬の有力候補、患者由来のiPS使い発見 京都大 白血病薬が有効 (2/2ページ)

2017.5.25 03:00

筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療標的分子経路を同定した論文について説明する井上治久教授(左)=24日、京都市左京区(寺口純平撮影)
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療標的分子経路を同定した論文について説明する井上治久教授(左)=24日、京都市左京区(寺口純平撮影)【拡大】

  • 運動ニューロンの染色像(上)iPS細胞から分化7日目のALS運動ニューロン、(中)化合物を投与しない場合のALS運動ニューロン、(下)ボスチニブを投与した場合のALS運動ニューロン(京都大学iPS細胞研究所井上教授提供)
  • 「これまでの結果」図解(京都大学iPS細胞研究所井上教授提供)
  • 井上治久教授グループの研究エリア(オープンラボ)のようす=24日、京都市左京区(寺口純平撮影)
  • 井上治久教授グループの研究エリア(オープンラボ)のようす=24日、京都市左京区(寺口純平撮影)

 ボスチニブは、不要な物質を分解する細胞の自食作用「オートファジー」を促進させ、異常なタンパク質を減らして効果を示すことも突き止めた。今後は副作用の有無などを調べる。

 ALSは筋肉を動かす神経が変質する進行性の難病で、患者は全国で約9千人。原因不明で根本的な治療法は確立されていない。

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