【籠池氏招致詳報(1)】籠池節は健在「トカゲの尻尾切りするな」「府職員からは懇切指導」 (3/4ページ)

大阪府議会臨時会で参考人招致され話す籠池泰典氏=10日午後、大阪府庁(山田哲司撮影)
大阪府議会臨時会で参考人招致され話す籠池泰典氏=10日午後、大阪府庁(山田哲司撮影)【拡大】

 今年3月10日、設置認可取り下げまで、弁護士のアドバイスに従っており、森友学園と府の間にどのような交渉があったのかの経緯は、私よりも酒井氏に聞いた方が真相究明に寄与するものと思う」

 《ここで籠池氏はさらに酒井弁護士の責任に言及し、語気を強めてこう宣言した》

 「酒井氏も府議会から要請があれば証言することはやぶさかでないと思うが、当方との守秘義務がある。そこで酒井氏のためにもこの場を借りて、守秘義務を解除することを宣言する」

 《議場全体から「おー」との歓声が上がる》

 籠池氏「新しい国を支える人材を育てる小学校をつくることはかねてからの念願だった。(学園の)創設者も模索していたが、さまざまな規制でさえぎられ、計画が出るたび頓挫していた。私が平成7年に経営を引き継いでも変化はなかったが、情勢が変化したのは19年。第1次安倍政権のもと、教育基本法が改正された。私は愛国教育の先駆けになろうと教育の充実に努め、各方面から賛同の声が寄せられるようになった。議員も視察に来るようになった。人を介して、安倍晋三先生、昭恵氏とも知り合った。24年2月には日本教育再生会議のシンポジウムがあり、安倍晋三首相と松井一郎知事が同席した教育シンポジウムの後から、学園を取り巻く環境に大きな変化が起きた。大阪でも教育再生の掛け声が高まり、維新の先生が幼稚園に視察に来るような情勢となった。こうした情勢の中、今なら小学校建設が実現するだろうと府への申請にふみきった。

 府の職員はさまざま懇切丁寧に指導くださったこと、ありがたい思い出です。ありがとうございます。指導内容は私学審議会に対してどういう書類を出すべきか、いつ出すべきか微に入り細に入り指導していただいた。職員各位に改めて御礼申し上げる。ありがとうございます」

籠池氏「強制捜査で、手元にあらゆる資料がない」

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