マグロコラーゲンで疲労回復 静岡の水産加工会社、J3チームと栄養ゼリーでコラボ (1/2ページ)

マグロコラーゲンを使った栄養ゼリー飲料を開発したダイトー水産の斎藤啓治郎社長=焼津市(島田清撮影)
マグロコラーゲンを使った栄養ゼリー飲料を開発したダイトー水産の斎藤啓治郎社長=焼津市(島田清撮影)【拡大】

 静岡県焼津市の水産加工会社「ダイトー水産」(斎藤啓治郎社長)がマグロの皮から取れるコラーゲンを使った栄養ゼリー飲料を発売した。24時間休みなく泳ぎ続けるマグロから抽出されるコラーゲンには傷ついた筋肉を修復するなどの疲労回復効果があるといい、同じ焼津・志太地域にあるJリーグクラブ「藤枝MYFC」(J3)の選手へのアンケートを通じて改良を重ね、「アスリートにも納得の商品に仕上がった」(斎藤社長)という。(島田清)

 商品はスパウト(飲み口)付きパウチ容器で吸って飲むタイプのゼリー飲料で、その名も「オレは摂取す」。運動選手はもちろんのこと、24時間仕事や家族のために働き続ける世のお父さんに広く飲んでもらおうと「経営者のためのハードボイルドゼリー飲料」というキャッチコピーを付けた。

 斎藤社長の先祖は約500年前の応仁の乱の時代から現在の松崎町を拠点に漁業を行い、平成元年までは「網元」としてマグロはえ縄漁船数隻を保有。その後、漁業からの撤退を機に拠点を焼津市に移し、水揚げされる刺し身用の冷凍マグロやカツオをブロック状態に加工して全国のスーパーや回転すし店などに供給する事業を行ってきた。

 その際に出るマグロやカツオの皮をただ捨ててしまうのではなく何かに利用できないかと考え、美容・健康食品の開発を行うコラーゲン事業部を立ち上げたのが20年のこと。21年からマグロコラーゲンを原料にした美容補助食品「おやすみ習慣コラーゲンゼリー」の開発・販売に乗り出し、さらなる新商品としてたどり着いたのが今回の栄養ゼリー飲料だった。

選手へのアンケートを通じて品質や味を改良