映画館で、映画祭で…シネマに広がるVRの世界 「体験エンタメ」定着するか (4/4ページ)

 日本からも、田口清隆監督による「ウルトラマンゼロVR 大都会の戦慄 エレキング対ゼロ」などが上映されたVR360°プログラム。映画という映像エンターテインメントにVRが加わってくる可能性を想像させた。この「ウルトラマンゼロVR」は、デジタルシネマにフォーカスして上映し、次代を担う若手の映像クリエイターの登竜門にもなっている映画祭、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018で7月14日と15日に実施されるVR上映の1作品としても取り上げられた。

「ウルトラマンゼロVR」の田口清隆監督

「ウルトラマンゼロVR」の田口清隆監督

 上映中の映画「カメラを止めるな!」が連日満席となっている上田慎一郎監督が、小沢かなのマンガ「ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-」を原作に撮ったVR作品「ブルーサーマルVR-はじまりの空-」も併映。7月14日には田口監督と上田監督、そして「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」で世界的に知られる押井守監督がVR映画について語るセミナーも開催。大物監督も関心を持ち始めたVR映画は、映像体験を変え、映画興行にとっても新しい集客プログラムとなっていくか。映画ファンや映画業界の関心が集まっている。

「ブルーサーマルVR -始まりの空-」 (C) 小沢かな・新潮社/埼玉県/ SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ

「ブルーサーマルVR -始まりの空-」 (C) 小沢かな・新潮社/埼玉県/ SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ