温泉街に「観戦バー」、専門学校も開校 過熱するeスポーツ、その可能性を探る (2/4ページ)

有馬温泉街にあるeスポーツ観戦バー「BARDEGOZAR」=神戸市北区
有馬温泉街にあるeスポーツ観戦バー「BARDEGOZAR」=神戸市北区【拡大】

  • 有馬温泉街にあるeスポーツ観戦バー「BARDEGOZAR」=神戸市北区
  • インドネシアで開催されるアジア競技大会に向けてのeスポーツの日本代表選考会=5月、東京都豊島区
  • インドネシアで開催されるアジア競技大会に向けてのeスポーツの日本代表選考会=5月、東京都豊島区

 初めてeスポーツを観戦した神戸市北区の会社員、猪尾(いお)彰太郎さん(24)は「どのようなものか気になっていたが、高度な技術に興奮した。多くの人が楽しむようになればいいと思う」と笑顔で話した。

 御所坊専務の金井庸泰(のぶやす)さん(35)は「コンピューターゲームを否定的にとらえがちな日本の風潮を払拭したい」と意気込む。

 拡大する市場規模

 今年に入り、eスポーツに関わる業界団体が一つに統一されるなど、「eスポーツ元年」と呼ばれるほど業界は活況だ。

 そもそもeスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ」の略で、サッカーや格闘技などの対戦型ゲームのほか、シューティングゲームなどの腕前を競う競技。インターネットを利用したコンピューターゲームの先進国だった韓国でゲームを競技として観戦する文化が生まれ、その流れが欧米へと広まった。

 2000年ごろからeスポーツの呼称が使われるようになり、欧米を中心に高額の賞金をかけた大会が開催されるようになった。それに伴いeスポーツを職業とする「プロゲーマー」も誕生。12年には韓国で世界大会が開かれるなど、世界各地の大会でプロゲーマーが腕前を競っている。

 日本でも東京や大阪などでeスポーツを体験できる施設が整備されており、多数のゲーム機が並ぶ場内でゲーマーたちが熱戦を繰り広げている。

 また、大阪市では今年4月にeスポーツの選手を養成する専門学校も開校。欧米のプロチームとの対戦や現地企業による特別講義、日本のトップ選手による直接指導などがあり、世界で通用する人材の輩出を目指している。

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