【生かせ!知財ビジネス】アイ・ピー・ファイン、初のAIシステム向けアプリ発表へ (1/2ページ)

「AIを使いこなすためのアプリケーションをユーザーの要望を聞きながら高度化していきたい」と話すアイ・ピー・ファインの古川智昭社長
「AIを使いこなすためのアプリケーションをユーザーの要望を聞きながら高度化していきたい」と話すアイ・ピー・ファインの古川智昭社長【拡大】

 知財業務のシステム開発を行うアイ・ピー・ファイン(奈良市)は10月、グーグルの機械学習プログラム「TensorFlow」(テンソルフロー)を組み込んだ研究開発・知財部門向け人工知能(AI)システム「Deskbee」(デスクビー)用の初のアプリケーションとして、「スクリーニングナビゲータ」を発表する。

 デスクビーは昨年11月、特許調査業務の効率化をAIで実現することを目的に提供が始まった。しかし、ユーザーとなった大手企業でも知財業務のAI活用は試行錯誤の段階であったため、同社は今年1月から知財AI活用研究会を立ち上げた。どういう業務にAIが使えるのか、どのケースで、どの教師データ(手本)をAIに与えれば効果的か、などの知見を持ち寄り、具体的に検証することでノウハウの共有とその蓄積を進めている。

 こうした中、研究開発の方向性を見極めたり、知財戦略を立てたりするための特許公報をはじめとする先行技術文献を検索する際の選別業務(スクリーニング業務)などを、AIで効率化するアプリケーションとして開発されたのがスクリーニングナビゲータだ。

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