迷って一歩が踏み出せない…「キャリア」とは何か?【後編】 (1/4ページ)

2012.12.7 08:30

「キャリア」という言葉の意味について考えたことはあるだろうか。同様に、「キャリアアップ」という言葉についても、何を、どうすることがキャリアアップなのか、具体的なイメージはできているだろうか。ビジネスパーソンとして、「キャリア」というものを意識することはとても大切なこと。しかし、実は曖昧なまま使ってしまっていることも多いはず。今一度、あなた自身にとっての「キャリア」の意味を考えるために、独自のキャリアを積んできた2人の、「キャリア観」を紹介する。

AV業界から農業の世界へ。国立ファーム代表の高橋がなり氏に聞く

テレビ番組のディレクターとして数々の人気テレビ番組を手掛けた実績をもとに、AV業界に革命を起こした高橋がなり氏。現在は180度転身し、「川上(生産)から川下(販売)までの農業改革」を目指し国立ファームを運営する。そんな彼が考える「キャリア」とは?

キャリアとは「結果」そして「自信」のこと

私にとって「キャリア」とは、出した「結果」のこと。

客観的に誰かを評価するには、結果で見るしかありません。何をして、どんな結果を残したかが重要なんです。

一方、キャリアの意味を主観的に考えると「自信」になる。仕事を頑張る、手応えを得る、人から信頼される、そして「これだけやりきった」という自信が生まれる。自信をつけると、結果もおのずとついてきます。出した結果は、次の仕事にもつながる。小さな「勝ち」を大きな「キャリア」に育てていくことが大事だと思います。

私は入社した社員たちに「3年は辞めるな」と言うんです。仕事で何らかの結果を出すためには最低限3年は必要ですから。映像業界で言うと、ADから始めて3年続ければディレクターです。どうせやるなら「私、ディレクターまでいきました」と言えたほうがいい。中途半端で辞めちゃうともったいないですよ。

小さなキャリアを大きなキャリアに結びつけた

私は大学に受からず専門学校に進みました。その時、なぜ合格しなかったのかを考え抜いたんです。結論は「全く勉強していなかった」から。当時は本気で「努力しなくても勝てる人生だ」なんて、とんでもない勘違いをしていたんです。

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