営業職3人の「働きごこち」分析
まずは営業職。話を聞いた3人は、ともに保険会社の営業職として5000人規模の上場企業に勤務中。個人向けの商品の販売がメインで、メンバーのマネジメントを行いながら、既存顧客のフォローや、時には新規顧客獲得のために飛び込み営業も行う。
【営業職】Case1:Aさん(30歳・男性)の場合
<「働きごこち」の何を重視するか>
●周囲の人と競い合える組織 50%
●なるべく多くの人や企業と関わりたい 20%
●仕事を通じて、明確な足跡を残したい 15%
●昇進、昇格しやすく、若くして権限を持てる組織 10%
●複雑で困難な課題を扱いたい 5%
2度の転職経験があるAさん。その経験から、「報酬だけは譲れない」という。「自分自身の努力が報酬にきちんと反映されるかどうかで、仕事に対するモチベーションや満足度が全然違うことに気づきました。営業の醍醐味は成果が数字でわかりやすく表れることだと考えています。だから、常に明確な目標を持てることが大事です。もちろん、ほかの指標を軽視しているわけではありませんが、モチベーションが高くいられることで、多少の働きにくさも自分としては目をつぶれると思っています」
働きごこちについては、「周囲との関係性」を重視している。「ライバルと呼べるような、張り合える仲間が近くにいることで、困難な仕事でもくじけずに踏ん張れると思います。個人向けの営業は、『急に気が変わった』など、なかなか思うように進まないことも多々ある。そんな時に、刺激を与えてくれる仲間がいれば、気持ちが折れずに頑張れると思います」