大学生と高校生の就職内定率【拡大】
・高学歴な学生にも就職留年生の割合が多くなっている。
・就活で苦労した経験を、先輩から伝えられ、不安感が増大している。
・同じ大学でも、一部の学生に内定が偏り、その他の学生は多大な苦労をしている。
・要求される英語力などのスキルの水準が全般的に高くなっており、資格などで内定に近づくことができなくなっている。
このように、求人倍率から伝わる厳しさよりも、実態は厳しいと講師の立場から感じています。なにより肌感覚で違いを感じるのは、取り組んでいる学生の心理状態です。「不安」「自信のなさ」から、焦っていたり、あきらめていたりする学生が増えているように感じてなりません。
合同セミナーに行列ができるのも、そういった心理状態の現れといえそうです。「就職活動を全力で取り組む」という視点では、今も昔も同様です。しかしながら、焦燥感やあきらめが根底にあると、自分にあった企業探しをしている余裕が無くなり、「受かるための就活」になってしまうのが、内定塾講師として不安に思うところです。