入場料は大人千円、子供500円と決して安くはないが、街頭イルミネーションのような混雑や通行規制はなく、家族連れらが好きな動物を探して歓声を上げ、写真撮影に興じていた。電力不足の風当たりが強い関西で、消費電力が約10分の1といわれるLEDを採用している点も「節電や環境配慮しながら、まちのにぎわいづくりに貢献できる」(主催者)として、約2カ月半の期間中約20万人を集めた。
だが、懐事情は厳しい。主催者で、LEDイルミネーションの普及を目的として関係企業や商業施設などでつくる「日本イルミネーション協会」は、「入場料をいただいても4年ほど継続してようやく黒字」と苦しさを吐露する。
無料では補助金なしで成り立たない
関西では大阪・中之島や御堂筋を1・9メートルに渡ってライトアップする「OSAKA光のルネサンス」が10年目の昨年、約1カ月間に329万人を集めたほか、阪神・淡路大震災のメモリアルイベントとして、昨年18回を迎えた「神戸ルミナリエ」はわずか12日間に340万人を集めた。イルミネーションイベントは冬のまちのにぎわいづくりに欠かせないものとなっている。