友人などと食事に出掛けたときなど、普段の生活の中で簡単にお小遣い稼ぎができるサービスが増えている(油原聡子撮影)【拡大】
同社は平成20年からサービスを開始。今年4月現在、全国で33万人以上が登録し、女性が6割強を占める。20~40代の主婦が多い。
利用者はまず同社のサイトに登録し、帳簿や商品データなどの入力▽オリジナルの文章作成▽店舗や駐車場などの撮影と投稿-といった作業の中から好みに合わせて仕事を選ぶ。
仕事を終えて承認を受けると、それに応じたポイントが付与される。現金のほか、アマゾンやヤフーといった電子マネーに交換できる仕組みだ。1日8時間程度、月に20日作業を行うと約5万円相当のポイントを稼げる。「特にインターネットやパソコンに詳しくなくてもできる。例えば、文章を作る場合、画面上に使ってほしい言葉を明示しているため、作文は苦手という人でもメールを書くのと同じ感覚で大丈夫です」と高橋さん。
今年2月には米アップル社のスマートフォン(高機能携帯電話)、iPhone(アイフォーン)利用者向けに、飲食店や不動産の建物写真を撮影、投稿することで、1枚50円相当のポイントを稼げるサービスも始めた。