作家の乙武洋匡氏【拡大】
田村厚労相は「店員が協力して連れて行く努力をすべきだと思うが、店の状況や対応が分からない」と述べるにとどめたが、ネット発の私的ないざこざが国会で取り上げられる異例の事態となった。
理想と現実が衝突
実際のやりとりは結局、当事者にしか分からない。ネットでも「水掛け論。第三者が論じるのは無意味」と指摘する意見は少なくない。ただ、騒動がこれだけ注目を集めたのは、乙武氏の知名度に加え、バリアフリーの理想と現実のずれがネットを通じた“本音”によって見えやすくなったからでもあるだろう。
「『車いすだったら先に連絡しなきゃ店に入れなくて当然』みたいな不平等を当然と肯定してしまう態度を差別という」(ツイッター)、「事故のリスクもあるし、個人店が対応するのは事前連絡なしでは不可能に近い」(匿名掲示板)