作家の乙武洋匡氏【拡大】
いずれも建前ではなく、本音だろう。誰もが不自由のない生活を送れる社会の理想と、実際は対応しきれていない現実が衝突する。
「悪者探しではなく、双方への理解が進むことが最も望ましい」「社会は可能な限りさまざまな境遇の人に配慮し、車いす利用者もできるだけ事前連絡や下調べするとスムーズかも」(ブログコメント)
こうした意見は“建前”かもしれない。それでも、ネットの本音を相互理解のための素材として読み比べ、理想に近づく方策を探ることは、無駄ではないはずだ。(三)
【用語解説】乙武氏入店拒否騒動 乙武氏は18日、自身のツイッターで、予約した東京・銀座のレストランで「車いすなら事前に言っておくのが常識」「これがうちのスタイル」などと告げられ入店を拒まれたことを告白。店側はネット上で謝罪した上で「『うちのスタイル』とはいっていない」と反論。乙武氏は21日、公式サイトで店名を出したことを「軽率だった」としつつ、改めて当日の経緯を説明した。