ブラック企業の特徴、ホワイト企業の条件を調べようとする姿勢は大切だ。しかし、社員訪問や職場見学をするなどして、どのような実態からホワイトないしはブラックと言われるのかまで調べる必要があるだろう。その実態を自分自身がどう感じるか、そこに“自分にとってのブラック企業”を見分ける基準が隠されている。
インターネットで情報を簡単に集められる時代になり、就活に関しても情報収集の効率化が進む。しかし、インターネット上の情報は“誰かの捉え方“で切り取られたものだという認識を忘れてはいけない。
ブラック企業に入らない方法。それは、企業の情報を自分なりに精査し、自分自身の感覚で良し悪しを決めることかもしれない。(「内定塾」講師 奥田玲子)
◇
ここ10数年で新卒の就職活動も大きく変化してきました。新卒の就職活動は、世の経済状況や世相を反映しやすく、年によって状況が異なります。就活塾・予備校最大手の「内定塾」講師が週替わりで、就活事情の最前線をご紹介します。
内定塾:http://www.naitei-jyuku.jp/