「香りをつけるというより、魚臭さを和らげる効果が目的。高付加価値の魚を提供することで女性や子供たちの魚離れを食い止め、県としても相場の変動を受けない安定した市場を確保したい」と、同県漁業振興課の土井聡さんは話している。
フルーツ魚の主な販売予定
【愛媛県】ミカンブリ 全国の「無添 くら寿司」で11月上旬まで。
【大分県】カボスブリ 12月1日から「梅丘寿司の美登利(みどり)総本店」(東京都)。そのほか、11~3月頃、関東や関西の百貨店など。
【徳島県】スダチブリ 県内の量販店と11月上旬から「無添 くら寿司」。
【鹿児島県】ユズを餌に混ぜたブランド魚「鰤王(ぶりおう)」 12月頃から関東、関西の魚市場に出荷予定。