健康維持には睡眠が重要との意識の広がりを受け、快眠関連商品が充実してきた。自分に合った商品を見つけ、就寝環境の改善を目指す人が増えているためで、関連市場の活況が続いている。(日野稚子)
動物に例えて
家具・生活関連商品販売店のイケア船橋(千葉県船橋市)のマットレス売り場には23台のベッドが並ぶ。同店寝具担当の斉藤久子さんは「寝具が合わないという自覚の中で、もっと良い睡眠をしたいとの希望を抱える人が増えた」と話す。寝心地を試していた同県浦安市の男性会社員(52)もその一人で、「最近、夜に何度も起きてしまい眠りも浅い。マットレスも古くなっているので変えようと考えた」。
マットレスだけを見ても、スプリング入りや形状記憶、高反発といったポリウレタン製フォームなどの構造、表地の素材、硬さなど選択ポイントは多い。自分に何が合うかの目安として、斉藤さんは「あお向けや横向きなどの寝姿や硬さの好みもあるが、立ち姿と同じ姿勢を維持できるマットレスがいい」とアドバイスする。