従来の遊具と比べ、遊ぶときのエネルギー消費量も多いことが分かった。広島大大学院の七木田敦教授(幼児教育)らが、4つの小学校が統合した同市立久井小学校で、統合前と統合後の児童の学校内での運動量を調査した。その結果、1日の平均歩数は減ったものの、エネルギー消費量は約80キロカロリー増えていた。
七木田教授は「大型アスレチックの運動効果が高いことが分かった。学区が広くなったため、スクールバスを利用する児童が増え、運動不足が懸念されたが、学校内で遊びを充実させることで多少は補うことができるのでは」と話している。
時間・空間・仲間の「3つの間」
文部科学省によると、子供の体力・運動能力は昭和60年頃をピークに低下している。平成13年以降は回復傾向にあるものの、ピーク時には及ばない。原因の一つが、外遊びの減少など運動時間の不足だ。