自室や自宅に引きこもり、社会活動に参加できない若者の自立を支援するため、横浜市鶴見区のNPO法人「コス援護会」が、コスプレ(アニメなどのキャラクターにふんすること)のイベント運営などを通じた居場所づくりに取り組んでいる。同会理事長の園田明日香さん(40)は「そこにしか居場所がない子を否定しないでほしい」と話す。(寺田理恵)
同好の士と
同会は、行政主体のイベントなどに参加してコスプレを行ったり、漫画やアニメ、ゲームといったポップカルチャーに興味のある若者が集まる場を設けたりしている。コスプレを通じた仲間づくりを掲げており、力を入れているのは不登校や引きこもりの若者の居場所づくりと相談事業だ。
スタッフとして活動する相模原市の30代の男性はコスプレ経験が10年以上あり、その利点を「どんな漫画が好きかなど興味の対象が見た目で分かる。コミュニケーションが苦手な人でも、同好の士と会話が盛り上がりやすい」と指摘する。