採用過程で仕事体験 学生のミスマッチ防ぐ動き広がる (2/4ページ)

2013.11.10 07:36

ベネッセスタイルケアの会社説明会で「目を閉じた相手の誘導」のグループワークに取り組む参加者=東京都渋谷区(竹岡伸晃撮影)

ベネッセスタイルケアの会社説明会で「目を閉じた相手の誘導」のグループワークに取り組む参加者=東京都渋谷区(竹岡伸晃撮影)【拡大】

 会社側が選考するが、参加者も次に進みたいか否かの意思表示を行う。

 同社は昨年度の採用活動からこうした「体感型」の説明会を導入。採用担当の野沢悠介(ゆうすけ)さんは「介護の仕事はきつい、汚いといった印象を持たれやすい。仕事の内容、魅力を正しく伝えたいと考えた」と説明する。面接だけで内定を出していたときは「半数近くに達した年もあった」辞退者が大幅に減り、福祉系以外の学生の入社も増えたという。参加者の一人、横浜商大4年の百村大輝(ももむら・ひろき)さん(22)は「介護の仕事へのイメージが大きく変わった。やりがいがありそう」と話していた。

 入社後、早い成長

 採用過程で約1週間の就業体験を取り入れているのは、花き生産販売会社の日野洋蘭園(鹿児島県さつま町)。1次面接の通過者は同社の農場で仕事を体験する必要がある。温室内の掃除や草刈り、出荷の手伝いといった補助的な作業が中心だが、毎朝7時~7時半には始まり、汗だくになる場合もあり、決して楽な内容ではない。同社への交通費も自己負担だ。

本気度合いの高い学生の選別につながっているという

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