自ら「貴賓室」と命名した豪華な会議室に、山田知事は「関西州都の国会に」と冗談を飛ばしたが、府の担当者に「これは使われたことがあるのか」と思わず確かめる場面も。「何度かあるようです」との回答に、少しほっとした様子も見せた。
約1時間の視察を終えた山田知事は「もっと荒れ果てた所だと想定していたが、意外ときれいだった」「会議室などのバックヤードはいますぐにでも使えそう」と評価し、「学研都市のお荷物施設をリーディング施設にしたい」と、今後の活用への意気込みを語った。
ただ、施設売却の入札が行われたにもかかわらず、応札者が出なかったことをを踏まえ、「これでは、だれも買おうと思わんよな」と本音もチラリ。
その表情には、無償譲渡を受ける以上、なんとか使い切らなければならないという、府トップの“当惑”さえ感じた。
HPに「資産損失カウンター」
維持管理だけでも大変な広大な施設を、それでも府が引き取る決断をしたのには理由がある。