器や配色にこだわり
重箱に詰める際のポイントは、詰め過ぎない▽見た目が美しいように配色や料理の組み合わせを考える▽味が他の料理に移らないようにアルミホイルなどで仕切る-こと。重箱がなくても和食器や洋食器の大皿にナンテンの実やササの葉を飾るなどすれば、お正月らしい、おもてなしの膳になる。
無形文化遺産の登録が決まった4日に同協会の銀座教室でお節料理を習っていた会社員の女性(30)は「和食が無形文化遺産になって、うれしい。今年は私もお節を手作りするつもりです。これからしっかり勉強して、将来、子供が生まれたら和食文化を伝えていきたい」と話していた。