「本質」報道せず?
「日本の一流メディアは、なぜこのような報道をするのでしょうか?」「こういう日本の面を思い出すときは日本滅びろって思う。なぜ本質を報道せず私生活や苦労話を載せるのかへどが出る」と熱烈な賛同を集める一方で、「(各紙の)本記は研究内容。サイドストーリーとして人物像を書いているが、その是非ならともかく、研究内容を報じてないというのはデタラメ」「(海外紙と比較し)日本人の偉業だから、日本の主要紙は研究の背景・経緯・中身・解説やら小保方博士の人物像やら、多大なリソースを割いて紹介している」と事実認識を中心に批判も多く、議論は紛糾している。
小保方さんをめぐる記事では、研究に使われた割烹(かっぽう)着や、プレゼン時の衣装、卒業文集の中身までも報じられた。物事を論じるとき、主体の「人となり」ではなく、純粋に仕事の中身のみを見るべきではないか。こうした問題提起は、2月に入って発生した「現代のベートーベン」こと佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏の作曲代作騒動で、より大規模にあらわれた。