春闘 自動車業界の交渉、相違点や交渉のポイントは? (2/3ページ)

2014.3.4 08:00

川口均氏

川口均氏【拡大】

  • 相原康伸氏

 --自動車各社は3500~4000円のベアを要求している

 「色々な数字を合わせると個々人単位では2%近い賃金上昇になる。従来に比べて改善分は高いというのが実感だ。個社単位でいってもこのレベルはかつてない。リーマン・ショック以降は、むしろ賃下げというムードすらあった。それだけに、簡単に決まらない部分がある」

 --非正規社員の処遇改善なども要求された

 「雇用形態に違いはあるが、同じ働く仲間として気持ちよく働いてもらった方が、業績にもプラスになる。正規雇用に切り替える動きも出ている。世の中で考えられるような悲惨な状況ではない」

 □自動車総連会長・相原康伸氏

 雇用安定が好循環の基礎

 --ベアに相当する賃金改善を要求したが、交渉の状況は

 「経済を再生し、所得環境を改善するという目的に向け労働組合が何ができるか、その一翼を担おうという強い危機感が賃上げ要求の狙いだ。現在、経営側は経済環境、企業の置かれた状況を、労働組合は要求の根拠をそれぞれ出しあっている段階だ。中盤から終盤に向け、交渉を追い上げていこうと各労組と再確認したところだ」

「経済を好循環させるという部分は一致している。ただ…」

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