好みのお酒を片手にうまい料理をつまむ時間は、まさに至福のひととき。料理に合わせて飲むお酒を選べば楽しさも一層広がる。ユネスコの無形文化遺産に登録され、いま注目を集める「和食」。その魅力を味わうため、お酒との相性などにもこだわりたい。(中山忠夫)
「和食には日本酒と思われがちですが、実はビールも好相性なんですよ」
こう話すのは江戸料理研究家の車浮代さん。なかでも照り焼きやみそ田楽などの“甘辛く香ばしい”味付けや鍋料理との組み合わせがおすすめという。
口の中スッキリ
その理由は、ビールが口の中をスッキリさせて料理の後味を洗い流す“リセット効果”。日本酒や焼酎、ワインに比べてアルコール度数が低く、サラサラと喉を抜けていく爽快さがあるため「濃いめの味や熱々の鍋料理でもビールと一緒なら箸がどんどん進みます」と説明する。