楽なのが一番
ファストファッションの代表格、ユニクロ(山口市)で、オフィスでの活用が難しいというイメージを払拭するアイテムが「スマートスタイルパンツ」シリーズの「イージーアンクルパンツ」(2848円、税別)だ。ベルトを必要としないウエストゴム仕様にストレッチ素材で、着脱も楽なのが特徴。ユニクロ銀座店の小幡谷有希さんは「楽なのにスタイルがキレイに見えるとリピーターが多い」と話す。肌に接する内側で汗を拡散・蒸発し、表側に汗ジミが目立ちにくい加工を施した「ドライコンフォートカノコポロシャツ」(1896円、同)は柔らかな着心地で、抗菌防臭機能付きの薄手カーディガン(同)は冷房による冷え過ぎ対策にもいい。
「冷感・速乾素材は飽和状態だが、働く女性にとって必要な下着の機能は、着心地の良さと朝から夕方までキレイなスタイルを保つこと」と話すのは、肌着メーカー、グンゼ(大阪市北区)の後藤直子インナーウエア事業本部レディスMD部長。40代がターゲットの「キレイラボ」ブランドの完全無縫製肌着(1400~1800円、同)は20~80代の敏感肌の女性から支持を集める。ワイヤなど着圧が高くなる部分に汗がたまり、かゆみを感じる人からはノンワイヤブラジャーが人気という。