毎日45分間
昨年末に「和食」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたことをきっかけに、和食献立をさらに際立たせようという動きも出てきた。今年4月には、料理人や学識経験者らが「学校給食における『和食』の検討会議」を立ち上げ、「もっと米を食べるべき」「和食に合うように牛乳をお茶に替えたらどうか」といった意見を出すなど、給食に一層、注目が集まる。
下京渉成小学校の栄養教諭、稲岡慶子さんは「給食の時間は毎日約45分間、必ずあります。小学校6年間を通じて最も取り上げられる時間が長いものの一つで、子供たちも楽しみにしている。その貴重な時間を健康づくりと豊かな学びの場にしたい」と話している。
「栄養補給」から「食育」「まちづくり」へ-。学校給食が全国規模で始まって68年。その役割が今、大きく変化している。現場を訪ねた。