インターンシップを実施する企業が増えているのは、景気回復で採用に積極的になっていることに加え、2016年卒(現在の大学3年生)の採用から、採用情報の解禁が3年生の12月から4カ月後ろ倒しされることが背景にある。4年生になる直前まで企業が学生と接点を持てないためだ。三菱自動車も採用活動の開始時期が遅くなるのを受け、「新たにインターンを設ける方向で検討している」(広報)という。
就職情報会社マイナビが5月に実施した調査では、16年卒の学生を対象にインターンを行う、または行う可能性があるとした企業は52.9%。初めて行うとした企業も6.7%だった。
もちろんインターンは採用活動ではないため、各社はそこで“青田買い”はしない。だが、人材獲得競争が激しくなる中、優秀な学生に少しでも自社を印象付けようと、工夫を凝らす企業が今後も相次ぎそうだ。