支援型リーダーシップの主な特徴【拡大】
参加したのは、同協会が主催する企業研修「ユニバーサルキャンプin八丈島」。企業からの参加者には、多様な人材の力を引き出すリーダーシップを身につけるプログラムが用意されている。
キャンプでは、障害の有無、年齢、性別、国籍が異なる参加者が2泊3日をともに過ごし、テントの設営や食事作り、スポーツなどの協働作業を行う。夜になれば、店員も客も音声会話禁止のサイレント・バー、視覚障害者が運営するバー・イン・ザ・ダークなどでダイバーシティを実感する。
それぞれの違いを知り、特性を考えながら役割分担や工夫を凝らした連携でプログラムをやり遂げる。不便な環境だから互いに気づくという。
吉井さんが参加したのは2012年。チームは大学生から定年退職者まで年齢もさまざまで、その中に車いすの男性、聴覚と色覚の障害者がいた。障害者と濃密な時間を過ごすうちに「自分から『できない』を主張し、『できる、できない』をチームで共有する。できるふりは一番よくない」ことを知った。