早めのケア
汗疹は触らなければ通常、数日で治ることが多い。しかし、かゆみを伴う汗荒れは、かきむしるなどして重症化しやすい。このため、肌の保湿を心掛けるなど早めのケアが大切だ。
「汗荒れを予防するには皮膚の乾燥を防ぐことが大事」と吉木院長。風呂上がりの清潔な肌にローションやクリームといった保湿剤をつけて乾燥を防ぐ。皮脂の少ない腕や脚を中心につけるといい。保湿剤には香りなど雰囲気を楽しむものもあるが、乾燥を防ぐにはスキンケアを重視したものを選ぶ。
入浴時の洗い過ぎも肌を荒れやすくするので、肌をごしごしこすらず、せっけんを使い過ぎないように注意する。肌が蒸れないよう衣類を工夫することも汗荒れの予防につながる。
汗疹は汗管密度が高くて体重当たりの発汗量の多い子供によく見られるが、汗荒れは大人にも子供にも起きる。
汗荒れを起こしやすいのは、汗をよくかく人や皮膚のデリケートな人。高齢者も発汗量が低下する一方で、皮膚が薄くなって乾燥しやすい。
厳しい残暑が続く折から、汗をかいたときは肌トラブルに注意が必要だ。