20歳限定のゴルフ場・練習場の無料プロジェクト「ゴルマジ!20」。ゴルフを楽しむための技術習得を手助けし、プレー人口を増やすのが狙いだ(千葉市提供)【拡大】
JGRAの石井信成会長も「自分たちは一般の店と何も変わらないと思っているが、若い人からは『ゴルフ練習場はハードルが高く、入りにくい場所』と言われた」と指摘。そのうえで、「20歳の人たちに経験してもらい、気軽に行ける場と知ってもらえたら」と期待する。
千葉市も参加
1世帯の年間ゴルフ利用額(3カ年平均)が1万7745円で政令指定都市・県庁所在地の中で1位の千葉市は自治体として唯一、同プロジェクトへの参加を決めた。市内のゴルフ場・練習場28カ所中12カ所が賛同。利用当日は市内外5カ所の飲食店でデザートやランチを無料提供する独自企画も行う。
市集客観光課集客プロモーション担当の桜井篤担当課長は「若者の参加が増えれば、海も緑もある市の魅力も伝えられ、市民の誇りも醸成できる」と話し、市内の大学・専門学校10校で告知活動を展開する予定だ。