「分け目の白髪が気になる」「もう少し、髪にボリュームが欲しい」…。シニア世代の女性に多い髪の悩み。最近は、こうした悩みに応えようと、さまざまなウイッグ(かつら)が登場している。ただ、これまで利用したことがない人にはいきなりお店に行くのはハードルが高いもの。種類や選ぶポイントなどを紹介する。(平沢裕子)
5年前の自分?
女性用ウイッグは主に、自分の髪の毛にプラスして使う「部分用ウイッグ」▽頭全体を覆う「フルウイッグ」▽アップスタイルのボリュームを出すときに使う「付け毛」-などがある。部分用とフルには、既製品の「レディーメード」と毛の色やスタイルを細かく注文できる「オーダーメード」があり、それぞれで価格が異なる。
ウイッグメーカー大手のアデランス(東京都新宿区)は、全国に181店舗ある「フォンテーヌ」の店で女性用のレディーメードウイッグを扱っている。広報IR室の新田香子さんは「ウイッグは、かつては付けていることを知られたくない『お悩みアイテム』でした。しかし、団塊世代がシニアとなり、利用する女性も増えたことで、最近は帽子や洋服と同じ『おしゃれアイテム』になっています」と話す。