過熱の予感
大丸梅田店では10月28日まで、合繊大手の帝人とタイアップして外国人を対象にした日本茶のPRコーナーを開設している。10月から免税品の対象品目に菓子など食品が加わることを見すえた試みで、「外国人に人気の抹茶菓子をはじめ、茶葉や南部鉄器の鉄瓶なども売り込む」(広報)という。
売り場に設けられたコーナーでは、帝人が手がけた特殊なシートにスマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット型端末で触れると、英語や中国語による商品案内やお茶のいれ方を解説する動画などがダウンロードできる。免税カウンターの面積も9月17日から約3倍に拡張し、受け入れ態勢も強化した。
健康志向による和食人気の高まりに加え、「日本=お茶」というイメージも相まって売れる「抹茶味」。東京五輪が開催される2020年までに政府が目指す「訪日外国人2千万人」時代に向けて、製販各社の“抹茶ビジネス”はますます過熱しそうだ。