こう話すのは、ダニやカビ研究で知られるエフシージー総合研究所(東京都江東区)の川上裕司・環境科学研究室長だ。川上さんが住宅を調査すると、床に物がたくさん置かれて掃除しづらいうえ、結露の起きやすい窓側にベッドが置かれているケースが多い。湿気を含んだマットレスを放っておくとダニやカビに快適な場所を与えてしまう。「秋のうちに大型家具を動かし、家具の下の点検を。寝具やカーペットは冬物に入れ替える際に掃除機で吸い取って」と川上さん。
掃除機メーカーもダニやカビの胞子などを取り除く対策に力を入れる。
掃除機が続々
秋掃除によるアレルゲン除去の重要性を打ち出したのは独清掃機器大手、ケルヒャーの日本法人(宮城県大和町)。同社が今年、日本で発売した「水フィルター掃除機」は紙パック式やサイクロン式と違い、水をためた本体内のコンテナにゴミを吸い取る仕組み。ダニやカビを水に閉じ込め、捨てるときもゴミが舞うことがないのが特徴という。