「地方創生」出版界でも注目 「里山資本主義」火付け役…「五輪」追い風 (2/3ページ)

2014.10.26 17:12

 外国人に人気の観光地は岐阜・高山の寺院が立ち並ぶ地区や長崎の軍艦島など、日本人にとって意外な場所も多い。何が観光資源となりうるのか、どうすれば外国人を呼び込めるかのヒントが読み取れるだろう。中村好明著『インバウンド戦略』(時事通信社)の副題は「人口急減には観光立国で立ち向かえ!」。人口減少の影響が特に地方では深刻だとして、外国人観光客呼び込みの必要性を強調している。

 こうした地方創生関連本の代表格が、「新書大賞2014」の大賞に選ばれた『里山資本主義』(角川oneテーマ21)だ。30万部を突破した同書は、里山にある資源を生かして、過疎の進む田舎で豊かな生活を実現しようと提案。廃材をバイオマス資源として利用する街づくりで、新たな雇用や所得が生まれた岡山県真庭市の取り組みなど各地の成功例を紹介している。

「地域ごとの自然を反映した文化を育むことが大事」

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