芥川賞作家で前衛芸術家の赤瀬川原平さん死去 著書に「老人力」など (2/2ページ)

2014.10.27 16:00

死去した赤瀬川原平さん

死去した赤瀬川原平さん【拡大】

  • 2010年1月、インタビューに答える赤瀬川原平さん
  • 自慢のカメラを手に笑顔の赤瀬川原平さん=2010年1月
  • 町田市民文学館ことばらんどで開催中の「尾辻克彦×赤瀬川原平」展。奥は「トマソン黙示録真空の踊り場・四谷階段」=東京都町田市
  • 町田市民文学館ことばらんどで開催中の「尾辻克彦×赤瀬川原平」展で展示されている「梱包芸術」(右)と「模型千円札」=東京都町田市

 前衛的なイラストを雑誌などに発表するかたわら、尾辻克彦の筆名で発表した小説「肌ざわり」で昭和54年に中央公論新人賞を、「父が消えた」で56年に芥川賞を受賞。その後は赤瀬川原平名での執筆が増え、老いていくことを肯定的にとらえた平成10年の「老人力」はベストセラーとなった。

 昭和61年には、路傍のユニークな物件を「超芸術」と捉える「路上観察学会」をイラストレーターの南伸坊さんらと旗揚げし、「見ることの面白さ」を広めた。他にも「ライカ同盟」「日本美術応援団」などを次々と結成し、ユニークな視点で活動を展開した。

 他の著書に「超芸術トマソン」「新解さんの謎」など。平成23年に胃がんが見つかり、全摘手術を受けた。その後も脳出血や肺炎で入院し、最近は自宅で療養していた。

 

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