次に尋ねた『急須でいれた緑茶を楽しむ理由』に対して圧倒的に多かった回答は「ほっとするから(782人)」。なぜ「ほっとするのか」と聞いたところ、「温かみを感じるから(520人)」「癒しを感じるから(377人)」「昔から親しんでいる家庭の味だから(371人)」といった答えが返ってきた。『急須でいれた緑茶』は、私たち日本人にとって“家族を連想させる身近な飲み物”とも言えるようだ。
今回の調査では、カフェやコンビニで人気のコーヒーについても同じ質問を行い、『急須でいれた緑茶』と比較した。
『誰と一緒の時に、最も急須を使用するか?』と尋ねたところ、「家族(73.4%)」との回答が一番多かったのに対し、『誰と一緒の時に、最もコーヒーを飲むか?』との問いには「自分だけ(58.2%)」が最多。『急須でいれた緑茶』は一家団らんで、『コーヒー』は一人の時に楽しむ傾向があり、それぞれの飲用シーンに明確な違いがあることが分かった。