【江藤詩文の世界鉄道旅】ベルナーオーバーラント鉄道 アルプスの名峰を訪ねる第一歩…“乗らなかった列車”に未練たらたら (2/2ページ)

2014.11.9 18:00

のどかな風景のなかを快適な足取りで駆け抜けるベルナーオーバーラント鉄道

のどかな風景のなかを快適な足取りで駆け抜けるベルナーオーバーラント鉄道【拡大】

  • 車窓には豊かな緑。視線の先には、これから登る山の勾配が現れて期待が高まる
  • 10両編成の列車は約8割の乗車率。半分以上の人が終着駅まで行くようだった
  • スイスの鉄道は、窓際のサイドテーブルに路線図が描かれていることがよくある。こんなものを見てしまうと、この先に行きたくて未練が…
  • インターラーケン・オスト駅で出発準備中

 “らしい”と書いたのは、シーニゲ・プラッテ鉄道への乗り換え駅「ヴィルダースヴィル駅」が、分岐の手前にあるから。終点まで行く乗客は、どちらへ行く車両か表示板を確かめてから乗車していたが、確認作業が不要な私は、ちょっと寂しい思いをしたのだった。

 この列車の終着駅から、さらに乗り換えて登り続けると、その先にはヨーロッパで標高がもっとも高い駅「ユングフラウヨッホ駅」がある。次の旅ではあの駅に降り立とう。そう固く心に誓った。

■取材協力:在日スイス大使館

■江藤詩文(えとう・しふみ) 旅のあるライフスタイルを愛するフリーライター。スローな時間の流れを楽しむ鉄道、その土地の風土や人に育まれた食、歴史に裏打ちされた文化などを体感するラグジュアリーな旅のスタイルを提案。趣味は、旅や食に関する本を集めることと民族衣装によるコスプレ。現在、朝日新聞デジタルで旅コラム「世界美食紀行」を連載中。

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