自分好みの色や材質で作ったインテリアを楽しむ「DIY」の機運が、女性や都心で生活する若者らに広がりつつある。節約志向にも合致するため、ホームセンターでは商機到来とみて、初心者向けの工具や材料を開発したり、女性社員のチームが講習会で楽しさをアピールしたりと情報発信力を強めている。(ライター 橋長初代)
都心生活者に照準
10月末から11月初めにかけ、東京・表参道で園芸やDIYの楽しさを提案する1週間限定店がお目見えした。運営したのは大手ホームセンターのカインズ。主に郊外に大型店を構えるホームセンター業界で、都心に販売促進目的の店舗を展開するのは初の試みだ。
都心で手軽に育てられる植物や初心者でも始められるDIY関連の商品を展示販売。鉢に色を塗ったり、電動ドリルなどで小物を作ったりする講習会には227人が参加した。都内の女性会社員は「ペンキを使ったことがなかったが、意外と簡単だったのでまたやってみたい」と話す。