調査を担当した同総研の早野陽子さんは「SNSを多用する人とSNSから距離を置きたいと考える人の二極分化が始まっている」と指摘。「特に働いている人はプライベートの旅行中も仕事から完全に切れることがなく、オンとオフの境界線があいまいになりがち。『つながらない』場所を求める人は一定数いる」と話している。
■「圏外」を買う時代
「インターネットなどデジタルメディアには中毒性と依存性があり、時に現実の人間関係を上回るほど優先されることがある」。「デジタルデトックスのすすめ」などの著書があるライフハッカー日本版編集長の米田智彦さん(41)はデジタルデトックスを求める人が出てきた背景をこう分析する。
IT産業などで働く人の中には、24時間体制でメールやネットに関わる生活をしている人もいる。携帯電話や情報端末機器が普及する中、「過度な情報社会に疲れた人々が『圏外を買う』という時代が来ているのかもしれない」と話している。