ストッキングは肌色で、靴はシンプルな中ヒール。メガネはかけるなら縁の色が薄くて表情が分かるもの。時計や鞄も機能的なデザインを選びたい。ネックレスやピアス、指輪などのアクセサリーはしない。ノーメイクは手抜きに見られるので薄化粧をするが、不自然に受け取られがちなアイラインやつけまつげ、マニキュアは不要。装飾品より清潔感が大切だ。
見落としがちなのが文房具で、キャラクターものやカラフルな文具でなく、就活スーツに合った飾りのない大学ノートや落ち着いたペンケースが好感をもたれる。
入り口で損をしないために
望ましい就活書類の書き方や身だしなみなどを取材していくと、街中や電車内で見かける女子学生の実態と企業が求めるニーズとの乖離に改めて驚かされる。男性と同じ仕事をするのが当然という教育を受けてきた女子学生が、パンツスーツを身につけるだけで不快感を抱かれてしまうのは酷ではないかとも感じるが、残念ながらこれが現実だ。
政府は成長戦略の柱として企業における女性の登用を標榜し、女性管理職比率の数値目標導入などを打ち出している。しかし、企業で仕事を続けるにはまず希望の会社に入らなくてはならない。新卒女子の採用現場で求められているのは真摯な姿勢と清潔感だけだ。入り口で損をしないために蓄積されたノウハウを活用するのは賢い選択だろう。次回は面接のキーポイントを紹介する。