
中国エリアの「広島市」(117.1)や九州・沖縄エリアの「福岡市」(121.1)のように中核都市が第1位のエリアもあるが、上位の顔ぶれを見ると、都心よりも郊外の方がより多く、「郊外型ハピネス」現象が全国に広がっていることがわかる。
なぜ郊外なのか? いまどきの主婦たちが望む「郊外型ハピネス」について、マーケティングの専門家である早稲田大学 社会科学総合学術院の野口智雄氏は以下のようにコメントしている。
◎「郊外型ハピネス」が求められる背景 自分らしい暮らしを楽しむ時代へ
バブルのような熱狂的な消費の時代が過ぎ去ってから、環境を求めながらも先端消費をする、好きなものにこだわったメリハリのある消費をするなど、消費動向が変化しています。経済的な豊かさよりも気持ちの豊かさを求めるようになり、都心至上主義から脱却し、郊外で自分らしい暮らし方を楽しむ「郊外型ハピネス」が求められるようになったのだと考えられます。
◎郊外の魅力 自然・歴史・文教・交通などの街の文化度加え、「ショッピングの充実」に注目
今回「主婦が幸せに暮らせる街」に選ばれた藤沢市、稲城市、西宮市など上位の街は、いずれも中心地から一歩外れた郊外の街です。これらの街には、「自然が身近」「歴史がある」「学校などが多い文教地区」「交通アクセスがよい」「ショッピングが充実している」といった共通点があります。