そこで、国際的に採用されている「ベセスダシステム」が導入された。国は昨年4月から、全国の市町村にこの方式で検診結果を報告するよう通知。今年度から全国で適用されている。
ベセスダシステムでは、上皮の細胞診の検査結果を「NILM(陰性)」から「SCC(扁平(へんぺい)上皮がん)」までの6段階で表示。陰性であれば疑問はないが、病変の程度が判別しにくい状態であることを示す「ASC-US(意義不明な異型扁平上皮細胞)」などだった場合、自分がどういう状態なのか分からない人が多いという。
こうした状況を受けて、大阪市平野区平野西の「植田産婦人科・内科」の植田勝間医師(79)が、注意すべき分類の順番を並べ替え、緑色から赤色まで信号のように色付けした図を作成。検査を受けた人の状態が一目で分かるようにし、「ASC-US」と分類された場合は「軽度病変疑い」など、略語の説明を付け加えた。