子宮頸がん検診結果、独自の図で分かりやすく説明 患者の要望に応え (4/4ページ)

2015.1.25 07:15

 細胞診で「高度病変(HSIL)」だった場合の多くは、組織診でがん細胞が上皮に充満した「CIN3」と判定される。その手前の高度異形成も含めて「CIN3」では子宮頸部のみを切除する「円錐(えんすい)切除」などが必要となる。

 国は子宮頸がん検診の受診を推奨しているが、受診率は42・1%と半数以下。植田医師は「早期に発見して適切な処置を続ければ、子宮を摘出せずにすむ場合が多い。検査を受けた上で、治療につなげてもらえれば」と話している。

 ■ベセスダシステム(細胞診)の検診結果

 1.NILM(陰性)

 2.ASC-US (意義不明な異型扁平上皮細胞)

 3.ASC-H

  (HSILを除外できない異型扁平上皮細胞)

 4.LSIL(軽度扁平上皮内病変)

 5.HSIL(高度扁平上皮内病変)

 6.SCC(扁平上皮がん)

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