■初心者が判断しにくいのは「経費」の計上、今年度は「消費税の処理」に注意が必要

初心者が判断しにくい項目として「経費の仕訳」と回答した専門家が半数を超えた。購入した備品は経費計上か資産計上か、飲食費は接待交際費か交際費か、また、自宅を事務所にしている場合の家事按分の方法など、経費の計上には専門的な知識が必要になる。また、約半数の専門家が「資産譲渡があった場合の申告」が初心者には判断しにくいと回答。譲渡所得の区分、総合譲渡か分離譲渡か、取得原価不明の場合の申告などは知識がないと判断しにくい項目だ。

今年度の確定申告で注意すべき点として、8割以上の専門家が「消費税(5%と8%)の処理」と回答した。2014年度は、年度の途中で税率の切り替えがあったため、消費税の申告には注意が必要だ。
■クラウド型会計ソフト導入により「データの自動取得で入力の手間削減」に期待大。活用のコツは「クレジットカードや電子マネーを駆使して現金の入出金を減らす」が1位


クラウド会計ソフトに興味を持った理由として、約9割の専門家が「データの自動取得で入力の時間と手間が省ける」ためと回答している。またクラウド型会計ソフト活用のポイントについて質問したところ、「現金の入出金を減らし、クレジットカードや電子マネーを駆使する」と7割の専門家が回答。そうすることにより自動で取得できる取引データが多くなり、手入力の手間を大幅に減らせるためだと考えられる。