--議論のポイントは
「中国をはじめ、新興国市場などで景気減速リスクが出ていることや、消費税増税の影響による国内の物価上昇など、昨年とは違う状況にあると考えている。加えて、日立グループの業績状況や、厳しさを増すグローバルでの競争環境などを踏まえ、本年は本年として議論をしたい」
--ベア6000円という労組からの要求をどう受け止めるか
「水準はこれからの議論になるが、仮にベア6000円を実施するとなると、日立グループ全体で200億円程度の人件費増となる。固定費となることを考えると、水準としてはかなり高いとみている。賃金については、ベアも一つの選択肢だと思うが、賞与を含めた総報酬として考えたい」
--今春闘では格差是正がテーマの一つとなっている
「ベアは若い世代のモチベーション(働く意欲)を高める面でも意味があると考えている。(賃上げ率でみると)基本の給与水準が低い若手層に手厚くなった。今年も同様のことをするかについては、今後議論していく」